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洗口液とその使い方

洗口液、洗口剤、含嗽剤、マウスウォッシュ、マウスリンス、オーラルリンス等

多種多様な名称が使用されていますが、現在は「洗口液」で統一しようとしています。


洗口液と液体歯磨に表示されている効能について

















日本の洗口液の現状ー洗口液の使用・中止の理由


































洗口液の利点と課題


口腔疾患の原因となる細菌のかたまり「バイオフィルム」は、歯の表面だけでなく舌や咽頭、粘膜にも存在しています。歯の表面のバイオフィルムを除去するだけでは不十分で、舌や咽頭などの粘膜に付着する細菌も除去しなければなりません。

バイオフィルムは歯の表面上に一番多く、細菌は10億個/バイオフィルム1mg存在し、口腔粘膜や舌上、歯周ポケットにも約1億個の細菌が存在します。

水であっても1分程度のぶくぶくうがいで1/10の細菌に減らすことができ、 3回やれば1/1000になります。

洗口液は細菌除去の効率がよく、ぶくぶくうがいをさせるモチベーションが高いと言えますが、例えば、出血を抑える成分を含むものもあり、病的な状態の場合は効果が全く違うものになります。



・口腔内の保湿や口臭予防に効果があります。

・ブラッシングが困難な時に使用できます。

・外出先でも手軽に使えるます。

・災害時に水の代わりにうがいで使用できます。


洗口液の効果を過大評価してはいけません。

ブラッシングやフロッシングに洗口液を追加することで効果を最大限に引きだすことが

できます。あくまでも機械的に細菌を除去することが重要です。


洗口液の有効的使用法






デンタルバイオフィルムの付着抑制効果

0.1%以上のグルコン酸クロルヘキシジン含有洗口液、エッセンシャルオイル含有洗口液、0.05%以上のセチルピリジニウム塩化物含有洗口液を用いて、1日2回30秒の洗口を毎日行うとデンタルバイオフィルムの付着抑制効果がある。

(科学的根拠が強く、エビデンスレベルはもっとも高いグループに属する)



メタアナリシスを行った5編の論文の要約 歯肉炎抑制効果は、軽度の歯肉炎患者(Gingival Indes1に相当)を対象としたもであり、 中程度~重度の患者対象ではありません。



HABITPROという選択


HABITPRO は虫歯、歯周病、インプラント周囲炎を引き起こす細菌に対して 効果のある必要な薬剤を最適な調合割合で生成されています。 また、CPC 濃度 0.05%で 99.99%のコロナウィルス を減少させます。 口腔粘膜や舌の粘膜など口腔内には殺菌したい部分が多くあります。 口腔内の原因菌を殺菌する 塩化セチルピリジニウム(CPC) 歯ぐきからの出血を防ぐ トラネキサム酸(TXA) 歯ぐきの腫れと炎症を防ぐ グリチルリチン酸カリウム(GK2)

3 つの薬用成分をバランスよく配合したプロ仕様の洗口液です。

CPC0.05%を配合したモンダミンハビットプロについて、 コロナウイルスのようにエンベロープのあるウイルスに対して 不活化効果を確認できています。 【エンベロープウイルス】◆コロナウイルス ◆エボラ・AIDS ◆B 型肝炎 ◆単純ヘルペス(口唇ヘルペスなど) ◆インフルエンザ他



過去の質問

・洗口液と液体歯磨との混同

洗口液は、歯磨きをした後に使用するのが効果的です。


・アズノールなど処方箋で処方できるうがい薬との違い

単身の薬品の効能は限られています。しかし、いくつかの薬品が最適な割合で含まれている洗口液は

その効能に補えるものがあるのが利点でしょう。

また、医師が処方するとは、限られた期間の中でその効果を期待するために処方するのであって、持続させるものではありません。


・口腔内に傷創がある場合、コンクールFなどのクロールヘキシジンは、日本では使用禁忌扱いになっています。

また、プラーク付着抑制に効果があるのは0.1%以上の酸性クロールヘキシジンでの試験結果です。

とは言うものの、実際には一定の効果はあるようです。








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